BCE検査(その1)
2016年 12月 08日
多忙のため放置してスミマセン(^^;
今日はBCE検査のことを書きます。
そもそも私が遠方のリプロ大阪に興味を持ったのは
良好胚盤胞を何度移植しても着床すらしなかったので
着床不全について調べていてのことでした。
着床不全を不育症の一環として看てくれるところは
日本にいくつもないのが現状です。
有名どころは初診数か月待ちとかですね(^^;
そんなに待てないよ・・・
リプロ大阪には「着床不全の権威」である
「北宅先生」がいらっしゃいます。
その先生がイチオシしているのが
「慢性子宮内膜炎」
BCE検査です。
慢性子宮内膜炎は、生理ではがれる内膜よりさらに内側
はがれない部分の内膜に、菌が生息して起こります。
(菌の種類は人によって違うそうです)
慢性子宮内膜炎があると、
着床すらしない、もし着床しても流産だそうです。
この慢性子宮内膜炎がやっかいなのは
何の自覚症状もないことです。
お腹が痛いとか熱っぽいとか全くありません。
普通に生きていくには何の問題もない病気…
で、具体的に何を検査するかというと、
子宮の一部を切り取って、顕微鏡で検査します。
(ポイント子宮鏡では見つからないそうです。必ず生検を)
そこにあるはずのない菌がみつかるとアウトです。
治療法はいたって簡単で、
抗生剤を2週間飲みます。
胃で言うところのピロリ菌と似ていますね?!
その後また子宮の一部を切り取り、顕微鏡で見て
治ってなかったら別の抗生剤を2週間飲みます。
その繰り返し。最高で4回検査した人もいるとか?!
1回目で簡単に治るとありがたいですね。
ちなみにめーたんは、採卵と同時に
局所麻酔が効いているうちにおこなってもらいます。
局所麻酔効いてるのか効いてないのかわかりませんが、
正直痛いです(^^;
我慢できないほどではないですが、
重い生理痛くらいはあります。
毎回術後に痛み止めを飲ませてもらっています。
うちに帰るの遠いんで・・・(´Д`)
BCE検査が採卵時ではない人は、
内診室でまず、座薬を入れ
ラミセルという水分で広がっていく綿棒のようなものを
子宮口に入れて一旦退出。
30分ほど待ち、それが痛いらしい(他人様談)
広がったころにまた内診室に呼ばれ、内膜の一部を切り取る。
これまた独特の痛み。
何度も言うが我慢できないほどではない。
(が、痛いと思っといたほうが良いですよw)
by sleep_on_board
| 2016-12-08 16:41
| 診察のこと